オハグロトンボの塒


早朝の庭を歩いていると、オハグロトンボが飛び立った。梅の木の下にある、サツキの上からだ。近ごろ早朝に、同じ場所で見ることができる。きっとその場を、塒としているのだろう。
かつては夏になると、良く見たオハグロトンボ。しかし近ごろは、ほとんど見られなくなった。きっと、個体数が減ってきているからに違いない。東京では、絶滅危惧種になっているという。
オハグロトンボはアカトンボやムギワラトンボのように、素早く飛翔しない。それは蝶のように、ヒラヒラと優雅に舞うように飛んでいる。
体調が6センチ前後で、翅長が4センチほどのオハグロトンボ。東アジアから北米にかけて分布している。
   


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